1985年 秋季大会予選 於 八千代球場 1985年9月9日
第2回戦
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
検見川 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
松戸馬橋 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | × | 2 |
検見川 :古郡、永田 - 座間
松戸馬橋:筒井 - 川越
本塁打 : 越智(松)
1986年 春季大会予選 於 大谷津球場 1986年4月15日
第2回戦
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
検見川 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
中央学院 | 0 | 0 |
0 | 3 | 0 | 0 | 2 | 0 | × | 5 |
検見川 :古郡 - 座間
中央学院:田中 - 杉山
3塁打 : 曽根(検)、田中、川村(中)
1986年第68回千葉県大会 於 千葉寺球場 1986年7月17日
第2回戦
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | |
京葉工 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
検見川 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 1 | 1× | 5 |
(延長10回)
京葉工 :石橋 - 小牧
検見川 :古郡、三瓶 - 座間
本塁打 小牧(京)、3塁打 永田(検)、2塁打 石橋、小牧 (京)、加藤 (検)
京葉工業 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | |||
8 | 4 | 6 | 1 | 7 | 5 | 2 | 3 | 9 | H | 9 | ||
吉田 | 小松 | 高橋 | 石橋 | 上杉 | 大倉 | 小牧 | 井上 | 宮崎 | 青木 | 深山 | ||
検見川 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | |||
6 | 4 | 5 | 9 | 3 | 8-7 | 7 | 8 | 1 | H | 1 | 2 | |
田端 | 加藤 | 高橋 | 曽根 | 永田 | 関 | 鈴木 | 日下部 | 古郡 | 工藤 | 三瓶 | 座間 | |
学年 | 3 | 3 | 3 | 3 | 2 | 2 | 3 | 3 | 3 | 3 | 2 | 3 |
出身中 | 習志野四 | 磯辺一 | 天戸 | 花見川一 | 八幡東 | 磯辺一 | みつわ台 | 真砂二 | 花園 | 佐倉 | みつわ台 | 習志野四 |
打数-安打-打点 | 5-1-0 | 3-2-2 | 2-1-1 | 4-1-1 | 4-1-0 | 4-0-0 | 3-0-0 | 1-0-0 | 1-0-0 | 1-0-0 | 3-2-1 | 4-2-0 |
千葉日報参照
4-4で迎えた延長十回裏検見川は、5番・永田の左中間3塁打から相手の満塁策の2四球で無死満塁の好機。ここで途中から出場の三瓶が好球を捕えて右にゴロし、永田を迎え入れ劇的なサヨナラ勝ちを収めた。京葉工は小牧の本塁打など、前、中盤は押し気味に試合を進めたが、続投の三瓶に抑えられた。
勇者の顔 三瓶祐二投手
「気分は最高」こぼれる笑み
・無死満塁の好機にプレッシャーを跳ねのけ、好球必打の心掛けは、三瓶に殊勲の一打を放たせ、併せて勝利投手を手中にさせた。インタビューの途中にもれる笑みがその嬉しさを物語っている。
・6回からリリーフ。代わりばなを右前に打たれたものの、10回まで6死四球を出しながらも要所を抑える好投。監督に「狙い球を絞れ」と言われ、その通り実行。勝利の大立物は、「先輩に勝利を」と再び笑顔になった。
1986年第68回千葉県大会 於 船橋市営球場 1986年7月19日
第3回戦
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
検見川 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 9 |
八千代 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
検見川 : 三瓶、大里 - 座間
八千代 : 田村、赤尾 - 清水
3塁打 加藤2、曽根、三瓶、田端 (検)、 2塁打 大里(検)、今村、米良、(八)
検見川 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | ||
4 | 8 | 1 |
5 | 9 | 3-7 | 1-3 | 6 | 7-8 | 2 | ||
加藤 | 日下部 | 大里 | 高橋 | 曽根 | 永田 | 三瓶 | 田端 | 関 | 座間 | ||
学年 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 2 | 2 | 3 | 2 | 3 | |
出身中 | 磯辺一 | 真砂二 | 天戸 | 天戸 | 花見川一 | 八幡東 | みつわ台 | 習志野四 | 磯辺一 | 習志野四 | |
打数-安打-打点 | 5-2-3 | 3-0-1 | 1-1-0 | 4-1-0 | 5-3-2 | 4-2-1 | 4-1-0 | 4-1-2 | 3-1-0 | 1-0-0 | |
八千代 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | ||
5 | 4 | 7 | 3 | 1-9 | 2 | 6 | H-6 | 9-8 | 8 | 1 | |
今村 | 三田 | 高屋谷 | 米良 | 田村 | 清水 | 秋山 | 合田 | 山野 | 杉山 | 赤尾 |
千葉日報
検見川確実に好機生かす
加藤の2打席連続3塁打などで好機を確実にものにした検見川が四回戦に駒を進めた。
1点をリードされた検見川は3回。四球の走者を2塁に置き、加藤が左中間を破る3塁打で2点を追加したあと、最終回には5長短打を重ねてダメ押しの4点。初回米良の2塁打で先制した八千代だったがそこまで。
勇者の顔 加藤一 選手
3塁打を連発!!
3回には同点。4回には2走者を迎え入れる連続3塁打。前日の京葉工戦の2試合で3本の3塁打を放つ活躍。「足も速いが、それよりもなるべく早い回に点を入れるため、長打力のある加藤を1番に入れている」という石野武男監督の信頼に十分こたえた。「ストレートが来たら思いきっり振ろうと決めていました。打った瞬間、抜けたと思いました。」と満足そう。「この次は強豪とぶつかるが、是非勝ちたい。」ときっぱり。検見川ナインにとっては頼りになる1番バッターだ。
1986年第68回千葉県大会 於 市原臨海球場 1986年7月20日
第4回戦
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
八千代松陰 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 10 | 13 |
検見川 | 0 | 1 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
八千代松陰 : 佐々木、田中 - 田端
検見川 : 三瓶 - 座間
3塁打 田端、植草 (八)、佐々木、宮本、解良、三浦 (八)
八千代松陰 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | |
6 | 4 | 1-8 | 2 | 3 | 5 | 9 | 7 | 8 | 1 | |
解良 | 磯山 | 佐々木 | 田端 | 植草 | 山倉 | 三浦 | 宮本 | 角田 | 田中 | |
検見川 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | |
4 | 8 | 3 | H | 9 | 1 | 5 | 6 | 7 | 2 | |
加藤 | 日下部 | 永田 | 五十嵐 | 曽根 | 三瓶 | 高橋 | 田端 | 関 | 座間 | |
学年 | 3 | 3 | 2 | 3 | 3 | 2 | 3 | 3 | 2 | 3 |
出身中 | 磯辺一 | 真砂二 | 八幡東 | 習志野一 | 花見川一 | みつわ台 | 天戸 | 習志野四 | 磯辺一 | 習志野四 |
打数-安打-打点 | 5-2-2 | 3-1-0 | 2-1-0 | 1-1-0 | 5-1-0 | 2-0-1 | 4-4-2 | 3-0-0 | 4-1-1 | 4-0-0 |
参照千葉日報
検見川 悪夢の9回
大会屈指の打撃を誇るBシード八千代松陰も、検見川・三瓶の力投の前に苦戦。8回まで3点に抑えられた上、頼みの佐々木も打たれて2点リードを許した。しかし、その2点を追った土壇場の9回にきて、漸く打線が爆発、三瓶を捕え、打者14人の猛攻で、一気に逆転した。この回、先頭の8番宮本が左中間2塁打で出塁。一死後、1番解良の中前打で、1,3塁とした後、磯山の中犠飛で1点。佐々木が敵失の間に解良が帰って同点に。続く4番の田端から2番の磯山まで8本の長短打で8連続得点を挙げて、検見川を突き放した。検見川もこの試合まで2試合連続2ケタ安打。好調の打線が、八千代松陰の先発、佐々木を打ち崩した。2回に1点を先行した後、3回1番・加藤の内野安打を足がかりに四球や左前打で3点、5回にも1点を加え、優位にたった。しかし、佐々木に代わった八千代松陰の2番手、田中に抑えられ、9回裏、一死、1,2塁と粘りを見せたが、9回表の10点が大きすぎ力尽きた。
ズームイン
8回を終わって、3-5。好チーム検見川があと一歩のところまでBシード八千代松陰を追い詰めた。検見川の2年生投手・三瓶が粘り強いピッチングで大魚を吊り上げる目前だった。9回、松陰の山下監督は特に選手に向かって言葉をかけることはしなかった。二塁打、犠飛で1点差としたものの、2アウト3塁。次打者はサードゴロ。ゲームセットかと思われた瞬間、3塁からの低投を一塁手が弾き同点。そこからの攻撃はまさに目を見張った。8連打で8連続得点で計10点。観客の度肝を抜いた。しかし山下監督は、「だめだめ。全然ダメ。ボーンヘッドはするし、勝手に野球をやっていた。とにかく点数もつけられません」と厳しいことば。こんな試合では喜んでいられない。自分の目標を見据える山下監督だからこその言葉だ。まだまだこんなところでは負けられない。そんな気概が監督の周囲に立ちこめていた。
観戦記
・この試合を三塁側のベンチ上で同期の野球部OBと応援していた。試合の主導権を握り、優勝候補を相手に勝利まであと一人。我々は勝利を確信し、次の試合日程のことを話していた。勝利は目の前にあったが…。最後に「野球の神様」は検見川高に微笑まなかった。
これまで数多くの検見川高野球部の試合を観戦してきたが、11期生のチームは投・攻・守のバランスのとれた好チームだったと思う。この八千代松陰戦に勝っていれば、ベスト8は固かったのではないか。所詮「たら・れば」のになってしまうのだが……。
私が観戦していて特に印象に残っているのは1番打者の加藤選手。チャンスにも強く、左右に打ち分けるシェアなバッティングは素晴らしかった。
OB懇親会でも話題になった検見川高歴代強打者は誰?私は加藤選手は間違いなくその候補の一人だと思っている。
2009年2月事務局記