1987年 秋季大会予選 於 天台球場  1986年9月16日
第2回戦

1 2 3 4 5 6 7 8 9
検見川 0 1 1 0 0 0 1 1 1 5
大原 0 1 0 0 0 0 1 1 0 3

検見川   : 小久保 - 矢代
大原    : 東、吉野 - 金井
3塁打 : 元亮、本田、大端、(検)   2塁打 :斎藤 (大)

1987年 秋季大会予選 於 天台球場  1987年9月21日
代表決定戦

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
八千代 2 0 1 0 0 0 0 0 0 0 3
検見川 0 0 0 0 0 3 0 4

延長10回
八千代  :  高梨、中島 - 斎藤、高梨
検見川   : 小久保 - 矢代

2塁打   : 高梨、笠井、石橋 (八) 本田、藤岡、仙波 (検)   

1987年 秋季大会予選 於 八千代球場  1987年10月3日
第1回戦

1 2 3 4 5 6 7 8 9
検見川 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
市立銚子 0 1 0 0 0 0 0 2 × 3

検見川    : 小久保 - 矢代
市立銚子  : 石毛 - 和田
2塁打 : 仙波 (検)、古徳、和田、仲條、石毛 (銚)

参照千葉日報
今大会の優勝候補の一角、市立銚子が、エース石毛の12奪三振の力投で、検見川を下した。
市立銚子は、2回、5番・古徳と7番・和田の2塁打で1点を先取。8回には、それまで好投していた検見川のエース小久保に3長短打を集中。2点を挙げて試合を決めた。検見川は8回まで、各回1本ずつの毎回安打。市立銚子を上回る安打で、1,2塁までは進塁するものの、要所で投げる石毛の速球に手がでず、3塁を踏めなかった。

1984年以来3年振りの秋の県大会出場だったが、市立銚子の石毛投手の前に抑えられた。
市立銚子の石毛投手とは、あの巨人・近鉄で活躍した石毛投手でしょうか?どのたか知ってますか?
市立銚子は、その後勝ち進み、県大会準優勝。関東大会の1回戦で、優勝した東海大甲府に4-6と敗れたものの、その実力は折り紙つき。その市立銚子に善戦した検見川も春以降の活躍を期待させるものだった。                   事務局記 2009年3月

検見川 1 2 3 4 5 6 7 8 9
8 4 2 6 3 9 5 1 7
本田 藤岡 主・矢代 仙波 元亮 大端 斎藤 小久保 宮園
打数-安打-打点 4-1-0 3-1-0 4-1-0 4-2-0 4-0-0 4-2-0 4-1-0 2-0-0 3-0-0
市立銚子 1 2 3 4 5 6 7 8 9
9 7 8 1 5 6 2 4 3
仲條 金剛寺 桑田 石毛 古徳 小沼 和田 大胡 亀井

1988年 春季大会予選 於 秋津球場  1988年4月16日
第2回戦  

1 2 3 4 5 6 7 8 9
検見川 0 0 1 0 1 0 0 1 0 3
千葉北 0 0 0 0 1 0 0 1 4

検見川    :小久保、池田 - 矢代
千葉北    : 内野 - 加藤
3塁打 : 神農(千)、  2塁打 : 村田 (千)

1988年第70回千葉県大会 於 八千代市営球場  1988年7月14日
第1回戦

1 2 3 4 5 6 7 8 9
検見川 1 0 1 2 4 0 0 0 8 16
鎌ヶ谷西 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

検見川   : 小久保 - 和気
鎌ヶ谷西  :  高橋清、竹之内、松丸 - 吉田
2塁打  和気、小久保、本田、鵜飼 (検) 

検見川 1 2 3 4 5 6 7 8 9
5 9 6 1 3 8 2 4 9 H-7
藤岡 鵜飼 仙波 小久保 斎藤 本田 和気 小川 能勢 内田
学年 2 3 3 3 2 2 2 3 3 3
出身中 こて橋 幕張 花園 稲毛 習志野四 習志野四 小中台 花園 緑ヶ丘 緑ヶ丘
打数-安打-打点 5-2-1 6-4-3 4-0-0 5-3-1 6-2-0 6-3-2 4-1-3 4-3-1 2-0-0 0-0-0
鎌ヶ谷西 1 2 3 4 5 6 7 8 9
8 3 7 1-9-6 6-1 2 5 9 1-9 4 H
小川 石橋 野口 高橋清 竹之内 吉田 中道 高橋隆 松丸 竹田

参照千葉日報
19安打の猛攻!検見川が快勝!
先取点で波に乗った検見川が打者一巡などを含めて19安打の猛攻で押し切った。初回3塁手のエラーで1点を奪った検見川は5回、無死から和気が走者一掃の2塁打で突き放し、9回には打者一巡6安打、8点を追加、小久保も14奪三振を奪って、完封。

1988年第70回千葉県大会 於 天台球場  1988年7月19日
第2回戦

1 2 3 4 5 6 7 8 9
検見川 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1
拓大紅陵 0 0 2 0 0 0 0 0 × 2

検見川   : 小久保 -  和気
拓大紅陵 : 高橋 - 糟谷
3塁打 : 鈴木拓 (拓)   2塁打 : 本田  (検)

検見川 1 2 3 4 5 6 7 8 9
5 9 6 1 8 3 2 4 9
藤岡 鵜飼 仙波 小久保 本田 斎藤 和気 小川 能勢
学年 2 3 3 3 2 2 2 3 3
出身中 こて橋 幕張 花園 稲毛 習志野四 習志野四 小中台 花園 緑ヶ丘
打数-安打-打点 4-2-0 2-0-0 3-1-0 3-0-0 4-2-1 3-0-0 3-0-0 3-0-0 3-0-0
拓大紅陵 1 2 3 4 5 6 7 8 9
5 8 6 9 2 7 3 1 4
岩沢 田中 鈴木 徳永 糟谷 金井 和田 高橋 尾藤

参照千葉日報
4安打の拓大紅陵 守り勝つ!気迫の検見川かわす
拓大紅陵が気迫でぶつかる検見川に大苦戦を強いられたが、高橋の力投で何とか1点差勝ちした。
紅陵は3回、尾藤の四球に続いて岩沢も左前打でひろげたチャンスに鈴木秀が右中間を破る2塁打して、2点を先制。
検見川も6回、藤岡の内野安打と敵失でチャンスをつかみ、本田が右前打して1点を返したが、2点目の走者が紅陵外野手の好返球で刺された。

勝つにはもう5年!
「1点差にするには5年かかった。勝つには、もう5年かかる。全部で10年かぁ…」。あと1歩まで、拓大紅陵を追い詰めながら、大魚を逃がした検見川の石野監督。83年の秋季大会でベスト4を掛けた検見川(9期生の秋の大会)は、拓大紅陵とぶつかった。この時も好ゲームを展開したが、結果は3-1で負けた。この年、拓大紅陵は優勝している。それから5年。またも拓大紅陵相手に堂々と渡り合い、むしろ押し気味に試合を進めたが、今度はわずか1点に泣いた。試合前、TV局のインタビューで「難敵で大変ですね」と聞かれた石野監督は、ムッとした顔で、「5分5分です」と答えた。もちろん生徒たちにも「力は互角だ」と奮い立たせた。すさまじい形相で、紅陵にぶつかるナイン。その気迫が、5分以上の試合となって表れた。「差が出たのは走塁面。あと5年辛抱すれば必ず勝てる。それまで頑張りますよ」と泣きじゃくる選手を慰めながら、最後は自分に言い聞かせる様に………。

春の県大会優勝校・拓大紅陵が対戦相手。
この試合は、ビデオに録画し観戦した。試合結果は予め知っていたものの、検見川の粘り・ひたむきさ・堂々とした戦いぶりに興奮したことを覚えている。検見川のピッチャー小久保選手の小気味良い速球に、拓大のバッターも振り遅れる。じりじりと追い上げる検見川ナインだったのだが…。
確か、主将の矢代選手は、ケガで、手に包帯巻いて3塁コーチャーボックスから試合に参加していた。もし、主将であり3番バッターの彼が、この試合に出場できていれば……。

この年の拓大紅陵はその後、勝ち進み、準決勝は、成田西(現・成田国際)に13-0。決勝は、市立柏に12-0で圧勝し、甲子園に出場。
拓大紅陵は、甲子園でも、初戦を甲子園常連校の松山商に10-1で圧勝!次戦は、浜松商に3-4で敗れているが……。

13期生の夏の大会は、1勝で終わってしまった。しかし、その実力は、相当なレベルだったのは間違いない。 

                                                               2009年3月 事務局記