2011年4月24日(日)
対 流経大付属柏高

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
検見川 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1
流経附柏 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2

投手 松岡 投球数185球、被安打12、奪三振7

2塁打 ; 松岡、佐藤照(検見川)、岡本3(流)、太田和(流)

ポジション 背番号 出身中 選手
1 9 9 草野 安井 6-0-0
2 8 8 姉崎東 福永 6-1-0
3 1 1 稲浜 松岡 3-1-0
4 5 5 南行徳 榎本 5-1-1
5 3 3 芝山 佐藤照 4-1-0
6 2 2 天戸 斎藤 3-0-0
7 6 6 宮本 吉岡 5-1-0
8 7

7
代-7
7
13
17
20
市原
天戸
誉田
四街道北
岡本
中島
吉川
成毛
2-0-0
1-0-0
1-0-0
1-0-0
9 4
代-4

4
16
4
15
14
国分寺台西
習志野6
天戸
福栄
新井
遠山
猪狩
高瀬
1-0-0
1-0-0
1-0-0
2-0-0
コメント 写真
OB会のぼり

2011年4月24日(日)

よく晴れた高校野球日よりでした


和田監督のノック

相変わらずキャッチャーフライは
高くあがります
試合前の挨拶
1番
安井君 
3番
松岡君
4番
榎本君


9回2アウト1,2塁で同点タイムリー
ヒット。

5番
佐藤照君

9回2アウト1.2塁。ライトへの大飛球は惜しくもファールに!

積極的なバッティング
エース
松岡君 

今日は、他高からたくさんの偵察部隊がきておりました

今の高校野球は、外部の民間機関にデータ分析を依頼するそうですね。

驚きです。
検見川応援席!
佐藤照君、新井君の1,2塁コンビ
多くの観戦者
力投する松岡君
試合後の挨拶
試合後のミーティング

観戦記

検見川の攻撃陣は、9回2アウトまで、四球で出塁した選手が3人のみ。2塁ベースも踏めず、完全に流経付柏の有光君に抑えられておりました。4月11日の地区大会の代表決定戦以降、打線は下降気味でしたが、この日も、バットの振りが今一つ。相手投手の有光君の直球に差し込まれ、8回迄14個のフライを打ち上げてしまいます。

9回2アウト。あと一人で、ノーヒットノーランという屈辱負けかと思われましたが、2番、福永君がセンター前にジャストミート。センターが芝生に足を滑らせた隙に、2塁まで進みます。続く、3番松岡君は、四球で1,2塁。バッターは4番、主将榎本君。打席に向かう姿に、落ち着きを感じました。その初球のストレートを三遊間に。2塁ランナー福永君がホームイン。漸く同点に追いつきます。榎本君は、打点の多い、勝負強い打者に成長してきました。

迎えるバッターは、5番佐藤照君。湧き上がる1塁側応援席。ツーストライクツーボールから1球ファールで粘って、迎えた6球目。快音を残して打球はライト方向へ。試合開始直後は、無風状態でしたが、7回位からレフトからライト方向に吹きだした強い風に流されて、ライト場外へ大ファール。ここで1本出ていれば……。ファールの後の7球目は、有光君も渾身の力で、空振り三振を奪い、この回は同点どまりで終わります。ここで勝ち越せられれば……。惜しかった。

延長に入った10回表。1アウトから吉岡君のセンター前ヒットがでるものの後続が断たれます。10回裏は、2アウトからライト頭上の2塁打を打たれますが、3塁まで走ろうと躊躇したランナーが2塁に戻れず、タッチアウト。3人で押さえます。流れは検見川にきておりました。迎えた11回表、2アウトから松岡君の左中間2塁打が出たところで、流経柏は投手交代。背番号1のサウスポー寺島君に代ります。バッターは9回に同点打を打った榎本君。ツーツーから打球はセカンドゴロに。1点が遠い。じりじりする展開が続きます。

11回裏、流経柏は、1アウトからセカンド内野安打で出塁。バンドで送って。1打サヨナラのピンチも松岡君は渾身の力を振り絞り、この日2安打の9番打者を三振に仕留めます。迎えた12回表。5番佐藤照君はライトフェンス直撃の2塁打で出塁。検見川高、決勝点の大チャンス。続く斎藤君は、きっちり送りバンドを決めて、1死3塁。バッターは先ほどヒットの吉岡君。1-1からの3球目、打球は、ハーフライナー気味のセカンド右のゴロで、サードランナーをそのまま釘づけ。2アウトに。検見川はここで勝負をかけます。バッターは代打2年生の成毛君、背番号20。秋以降の4番打者候補も、惜しくも空振り三振に。1点が遠い。

12回裏、松岡君は、1四球、1死球でランナーを二人許しますが、渾身の力を振り絞り、この日3二塁打の5番岡本君を空振りの三振に仕留めます。松岡君の気力が相手打線を抑えます。
エースの力投に応えたい検見川ですが、13回表は、三者凡退。迎えた13回裏、二つの死球と一つの四球で2アウト満塁。バッターは、2番楠本君。この日投じた185球目は遊撃手左のゴロに。打球が2塁ベース方向に逸れる間に三塁ランナーがホームイン。

膝まずく投手松岡君。惜しかった。本当に惜しかった。コントロールの良い松岡君ですが、最後は、左手の指を気にしながらの投球でした。12,13回に与えた四死球は5つ。一杯いっぱいだったのだと思います。

2008年春の県大会1回戦。対市立柏に2-3の延長負け。2008年夏の4回戦。千葉経済に2-3で惜敗。2009年夏の4回戦は、敬愛学園に延長10回2-3の負け。この日も延長13回、1-2の惜敗でした。勝利まであと少し。もう少しなのだけど……。逃げ切れない。勝ちきれない。立ちはだかる強豪校の壁。

松岡君は、本当に良く投げました。斎藤君も好リードで要所を押さえました。バッテリー中心によく守りました。

今日の課題は打撃。有光君、寺島君のストレートは確かに速かった。高校生が打つには難しいでしょうが、しかし、今の検見川高野球部の力をもってすれば、決して、打てない球ではないと思います。

打席に入る検見川の選手達は、大人しく映ります。俺が決めてやる。そんな昂りを感じることが余りありません。自信を持って打席に入ること。その為には、毎日、イメージしながら、バットを振る事だと思います。打つのは自分。監督でも、部長でも、ご父兄でも、OBでもありません。打席で信じるものは自分自身だけです。夏までには、振って振って振って振って…。自信を持って、打席に立つ。野球はチームスポーツではありますが、打席に入れば、投手とバッターのガチンコ勝負です。気持で負けたら、強豪校には絶対に勝てっこない。

まだまだ強くなれる。逞しくなれる。期待しています。

事務局記 2011年4月24日