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2013年4月13日(土)
春季大会ブロック予選代表決定戦
市稲毛高対検見川高
於 天台球場
試合開始 14時40分
試合終了 16時48分
試合時間 2時間08分
1 2 3 4 5 6 7 8 9
稲毛 0 0 0 1 0 2 0 0 0 3
検見川 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
投手:高砂 投球数154、被安打7本、奪三振3個、被四死球6個
2塁打 篠原
観戦記
・検見川高先発はエース高砂君。対する稲毛高は、初戦、完封で勝利した同じくサウスポーの高田君。
・1回表、稲毛高は、2アウトからヒット2本でランナーを得点圏に進めますが後続を内野ゴロに仕留め、無難な立ち上がり。3回表、無死から死球のランナーをバンドで送られ、得点圏に進められますが、何とかしのぎます。序盤はよくしのぎました。
・迎えた4回表、一死から四球でランナーを許すと7,8番の連続ヒットで先制点を献上します。
・稲毛高の監督は大高さん。中学時代から練習試合を共に戦った同期の友人でもあります。
・今までに何試合も大高采配を見てきましたが、中々の策士でありまして、強豪校を破る番狂わせを何試合も実践されてきました。昨夏の初戦の拓大紅陵戦もしかり。試合の流れを掴むのがとてもうまい。
・この試合の稲毛高の先制点は8番打者に仕掛けたエンドラン。第一打席で内野ゴロダブルプレーでチャンスをつぶした8番打者でしたので、迷わせずに振らせるエンドランを仕掛けたのではないかと思います。その結果、1アウト1,2塁からのライト前ヒット。先制点を許してしまいました。
・検見川高は4回まで一人のランナーも出せず、相手投手に完璧におさえられます。大高さんは毎年、いい投手を育てる。特に抜き球の指導が上手。今年は、サウスポーの左横手投げ。右打者の外角ぎりぎりに入ってくるスライダーと時々内角をえぐるストレートに検見川打線は翻弄されてしまいました。
5回裏、2アウトから初めて死球のランナーが出た直後、7番篠原君のあたりは左中間を真っ二つに破る2塁打。俊足の1塁ランナーの菅原君がホームに返り同点と思いきや、サードにとどまり、チャンスを逸してしまいました。この時、3塁コーチャーは篠原君を2塁で留めようとストップのジェスチャーが菅原君を留めてしまったようで、惜しいチャンスでした。サードコーチャーの仕事は本当に難しいです。
・チャンスの後はピンチあり。6回表、稲毛高は、5番打者から。ショート前の緩いごろが内野安打に。バンドでランナーを2塁に送られ、迎えた7番バッターに右中間に運ばれ1点献上。その後、下位打線に2四死球で満塁に。1番バッターに初球スクイズを決められてます。投手前に転がったボールをうまくグラブトスをしてホームフォースアウトのタイミングでしたが、判定はセーフ。3点目を献上してしまいました。
・大高さんは相手の嫌なことを徹底する采配をされます。自らのチームは弱い。打てない。普通では勝てないことを前提として戦っているように感じます。ある部分選手の力量を見切っているのかなと……。
・検見川高もは6回裏1アウト満塁のチャンスもありましたが、サードゴロダブルプレーで無得点に。9回裏は、サードゴロ強襲のヒットで1点を返しますが、反撃はここまで。

・それでも相手内野手が繰り出す数多くのエラーもあり、あと1本が出ていれば流れを変えられるチャンスはありましたが、結果はヒット4本の完敗でした。
・投手の存在の大きさを改めて感じました。昨夏の初戦・国府台戦の川田投手しかり。稲毛高の高田君しかり。
・全般的に昨秋のチーム力から底上げがされていない印象を受けました。夏まであと3ケ月。投手を盛り上げて、練習頑張ってほしいと思います。(事務局記 2013年4月14日)

検見川応援席
打順 守備位置 背番号 名前 成績
1 6 6 桑原 4-0-0
2 4 4 川島 4-0-0
3 1 1 高砂 3-0-0
4 8
8
13
平野
鈴木
3-0-0
1-0-0
5 5 5 関口 3-1-0
6 7 7 菅原 3-0-0
7 3 3 篠原 4-2-0
8 9 9 粕谷 4-1-1
9 2

2
2
10
20
荒井
小原
佐坂
1-0-0
0-0-0
2-0-0
この日の高砂君はコントロールに苦しみました。試合前半はボール球から入ることが多く、相手バッターに打ちやすい状況をつくってしまいました。7回以降はコントロール重視の投球にスタイルを変えリズムをつかみましたが…。・出塁率の高い1、2番が検見川打線の強さではありますが、今日は軟投派の高田君に苦しめられました。高田君は頭のいいいい投手です。
高田投手  クリック

ベンチ
試合前の3塁側

試合前のシートノック

試合前のシートノック ファースト

サード

気合の雄叫び

稲毛高 大高監督の指示を聞く選手達

試合前の選手整列

検見川高応援席