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第96回全国高等学校野球大会千葉大会三回戦
2014年7月16日(水)
於 天台球場
試合開始11時12分 試合終了13時23分
試合時間 2時間11分
1 2 3 4 5 6 7 8 9
市立船橋 0 2 0 1 0 0 0 1 0 4
検見川 0 1 0 0 0 0 0 1 0 2
バッテリー:黒沢(8回 116球)、大橋(1回 16球) - 谷
3塁打:篠原、2塁打:寺澤
守備 選手 出身中 成績 背番号
1 7 菅原 誉田 4-2-0 7
2 6

4
川島健
飯島
保坂
稲毛
泉谷
国分寺台西
3-0-0
0-0-0
0-0-0
6
19
15
3 5 寺澤 幕張西 4-2-1 5
4 8 大橋 4-0-0 8
5 3 篠原 花園 4-1-0 3
6 4-6 田路 習志野二 4-1-1 4
7 2 草野 3-1-0 2
8 9

走-9
粕谷
渡辺駿
長谷川
高浜
習志野一
習志野五
2-0-0
1-0-0
0-0-0
9
14
18
9 1

8
黒沢
佐坂
山中
花見川二
朝日ヶ丘
堀江
2-0-0
0-0-0
0-0-0
1
12
16
観戦記

・残念ながら、今年も強豪校の壁を破る事はできませんでした。
検見川高ヒット7本、市船6本。技術の差は無かったと思いますが、試合の駆け引き、
総合力では市船が上だったと思います。

・先発の黒沢君、8回投げて116球。与四死球3。奪三振4。許したヒット6本。
・4失点のうち、2アウトから3点奪われたことが悔やまれますが、いつも通り、

淡々と冷静に良く投げたと思います。

・試合は、1回裏の先頭の菅原君のヒット、2番川島君のエンドランがサードフライに。
一死1塁で、3、4番を迎えますが、連続三振に抑えられます。

・2回表、市船は、1年生5番打者の右中間3塁打と6番打者の三遊間ヒットで1点。
その後、送りバンド、死球、三振で、2アウト3塁で、一番バッターを迎えます。
・カウントワンワンから、打球ははレフトに。
・バットの先に当たった打球でしたが、前進したレフト菅原君はダイビングキャッチを
試みますが、打球は一旦グラブに入りながら、キャッチできず、2失点目。
・夏の青空と打球音が、一瞬の判断を邪魔したのだと思います。

・2回裏、先頭の篠原君の三塁打、6番田路君の1,2塁ヒットで1点返します。
・3回表、市船を三者凡退に抑え、迎えた3回裏。
・1番菅原君のヒット、川島君の三塁前のバンドがFCとなり、無死1,2塁で検見川が誇る
クリーンナップへ。
・しかし、市船バッテリー。検見川打線をよく研究していました。緩急、高低を上手く使い、
的を絞らせません。3番、寺澤君は三振に。
・大橋君はエンドランがセカンドゴロに。いい当たりでしたが、打球は正面に。ダブルプレー。

・市船の追加点は4回表。1アウト後三遊間よりの難しいゴロを川島君が上手く裁いて
2アウト。しかし、足をつってしまい、ベンチで治療を受けます。試合は再開されましたが、
8番打者に死球を与えた後の初球、9番打者は左中間2ベースで、臨時代走がホーム
イン。1点追加されてしまいました。この治療に費やされたちょっとした間は、市船に有利に
働きました。

・死球のランナーに許される臨時代走は、その前の7番打者のはずですが、
7番打者はポジションが捕手ということで6番打者の野手が走者となりました。
ルールは定かではありませんが…。2つ前の選手が臨時代走になりえるのかどうかは「?」。

・6回裏、先頭の寺澤君がヒットで出塁しましが、、4番大橋君の2球目エンドランが
ピッチャーゴロに。ダブルプレー。積極的に仕掛けますが、流れを引き寄せられません。

・8回表、3番からの攻撃に対して、簡単に2アウトを取りましたが、1年生の5番打者に
レフトスタンドに運ばれます。初球、真ん中のスライダーでした。

・8回裏、勝負を掛ける検見川。
・黒沢君に代わって代打佐坂君。しぶとく四球を選び、無死一塁。バッターは
当たっている1番菅原君。ここまで打線を引っ張ってきた検見川のトップバッターです。
・しかし、市船の六反君。3球勝負。最後は、外角低めのストレートが決まり三振に。
・川島君のエンドランがファーストゴロに。ファーストがセカンドベースに投じた送球は
3塁よりに逸れ、タッチプレーでしたが、判定はアウト。微妙なジャッジでした。
・2アウト1塁で、バッターは3番寺澤君。
・4球目のエンドランがライト線2塁打に。代走の飯島君がかえって2-4にしますが、
反撃はここまで。

・戦前、140kmピッチャーのエース青野君が投げれば、1〜2点の勝負になるのでは
と思ってましたが、市船の先発は、サウスポーの六反君。背番号9。
・2回戦の市川工業高戦は5回コールド10安打11得点と上昇傾向にありましたので、
4〜5点は取れるのではないかと予想していましたが、六反君は予想以上にいい投手でした。

・六反君は、少年野球時代に全国大会で優勝した経験もあるそうで、
投球術に長けていましたし、クリーンナップを迎えたときやランナーを許してから、
ギアを入れ替える様に力強い投球をしていました。
・打ち気の打者に対しては、1塁牽制のタイミングも上手かったし、
選手達は打ちづらかったと思います。

・試合後、和田監督ともお話ししました。
@外角のストライクゾーンが広かったこと。ファールにして、中に入ってきた
甘い球を打ちたかったこと。
Aいくつか細かなサインミスがあったこと。(打たれた場面)
B選手達は、逃げずに正面から堂々と戦ってくれたこと。

・今年のチームは走攻守とも力があり、3回戦で姿を消してしまうことは本当に残念です。

・検見川の敗戦後も、球場に足を運び、他の学校の試合を観戦しています。
・勝ち残っているチームと比較して、検見川の力が劣っているとは思えません。
しかし、力があるから勝てるとも限らないのが高校野球。

・21世紀枠の推薦校として、検見川高野球部に新たな歴史を創ってくれた39期生達。
・この一年、わくわく、どきどきしながら、練習試合、公式戦を見ることができました。
・甲子園が一歩一歩近づいてきていると思います。形にはまったときの検見川は強い。
・しかし、どんな相手でも、どんな投手でも勝ち続けなければ甲子園には行けない。
・その現実を改めて、突きつけられた試合でもありました。

・39期生の選手達、マネージャー2年半、本当にご苦労さまでした。
・新たな目標に向かって頑張って下さい。今後は、後輩たちに君たちの経験を
自分の言葉で伝え欲しい。その言葉が後輩たちの力になると思います。
・1年間、本当にご苦労様でした。検見川野球部で学んだ事を今後の人生に活かして下さい。

・39期生からバトンを受ける、40期生、41期生には、「時を超えて」ほしいと思います。

検見川野球部をこれからも応援していきます。

事務局記 2014年7月21日

試合前の監督の指示を聞く選手達

試合前の3塁側応援席

シートノックを終えて

先発メンバー

試合前、気合を入れて

3塁側応援席

試合開始

先発は黒沢君

キャッチャー谷君

サード寺澤君

レフト菅原君


センター大橋君

検見川応援席

検見川 吹奏楽、チア

父母会

1番、菅原君

2番川島君

3番、寺澤君

4番、大橋君

5番、篠原君

6番、田路君

篠原君、2回裏、田路君のタイムリーでホームイン

6回裏ヒットで出塁の寺澤君

8回裏、代打佐坂君

8回裏、川島君、エンドラン内野ゴロ

8回、116球を投げ抜いた黒沢君