【1980年 春季県大会予選 1回戦】
検見川 7 ー 市立船橋 3 
【1980年 春季県大会予選 代表決定戦】
検見川 2 ー 柏日体 1 
【1980年 春季県大会 1回戦】 於 千葉寺球場  4月27日
1 2 3 4 5 6 7 8 9
検見川 0 0 0 1 0 0 0 0 1 2
木更津中央 0 3 2 0 1 2 0 2 × 10
検見川 1 2 3 4 5 6 7 8 9
8 5 3 7 1-9 6 3 9 1 4
中島 荒島 ・岩井 伊藤 鈴木 塩田 藤田 山崎 村山 小川 川崎
木更津中央 1 2 3 4 5 6 7 8 9
5 9 3-8 2 9 9 1 8 8 3 7 4 4
竹内 佐藤 榎本 吉川 及川 若林 酒巻 森田 積田 阿部 小屋 吉野 佐藤 長岡
検見川 : 鈴木、小川 - 岩井
木更津中央 : 酒巻 - 原
3塁打 原(木) 2塁打 鈴木(検)、酒巻、原、榎本、小屋(木)
【1980年 第62回大会 2回戦】  於 市原臨海球場 7月14日
1 2 3 4 5 6 7 8 9
白里 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1
検見川 0 0 0 0 3 0 2 2 × 7
白里 1 2 3 4 5 6 7   8 9
4 6 3 1 9 2 8 5 7
向後 中村 古川 高橋 小手 富塚 八角 吉田 鈴木 戸村
検見川 1 2 3 4 5 6 7 8 9
8 4 2 7 1 6 5 5 3 3 9
中島 川崎 ・岩井 伊藤 鈴木 塩田 荒島 池田 沢浦 藤田 村山
学年 2 3 3 3 3 2 3 3 3 3 3
出身中 新宿 千草台 高洲一 千草台 千草台 新宿 さつきガ丘 稲毛 緑町 真砂二 真砂二
打数、安打、打点 3-0-0 5-1-0 2-2-2 4-1-1 4-2-2 4-1-0 3-1-0 1-0-0 1-0-0 3-1-0 3-1-0
検見川 : 鈴木 - 岩井
白里   : 高橋 - 富塚
2塁打 鈴木(検) 
【千葉日報参照】
検見川が10安打、14盗塁をからませ、見事な機動力を発揮し、白里に快勝した。
5回表、先行された検見川はその裏、一死1,2塁から重盗。その後3番、岩井が右前に叩いて逆転。さらに2盗の岩井を鈴木が返してこの回3点。
7,8回にも加点。
白里は、6回から立ち直った鈴木にピシャリと抑えられた。
【1980年 第62回大会 3回戦】 於 千葉寺球場 7月17日
1 2 3 4 5 6 7 8 9
薬円台 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1
検見川 0 0 0 0 1 0 2 0 × 3
薬円台 1 2 3 4 5 6 7 8 9
7 4 3 8 6 5 9 1 2 1-9
角田 臼井基 宮本 利根川 斎藤 江波戸 臼井康 佐久間 宇佐見 簗瀬
検見川 1 2 3 4 5 6 7 8 9
8 6 2 7 1 5 3 9 4
中島 塩田 ・岩井 伊藤 鈴木 荒島 藤田 村山 川崎
学年 2 2 3 3 3 3 3 3 3
出身中 新宿 千草台 高洲一 千草台 千草台 さつきガ丘 真砂二 真砂二 千草台
打数、安打、打点 3-1-0 3-0-0 3-1-0 4-2-0 4-0-0 3-0-0 2-0-0 2-0-0 3-1-2
薬円台: 簗瀬、佐久間 - 宇佐見
検見川: 鈴木 - 岩井
3塁打 川崎 (検)、2塁打、宇佐見(薬)、中島(検)
【千葉日報参照】
9番川崎、勝利の3打点!!!
先制点は薬円台。5回、二死から宇佐見が左越え二塁打と続く簗瀬の左前打で先制。この裏検見川は、相手エラーに乗じて同点。
試合を決めたのは、7回、検見川・川崎の長打。疲れの見え始めた薬円台・簗瀬投手に、一死後、6番荒島が死球。藤田三振後、村山四球で、
二死1,2塁。ここで9番川崎が右越えの三塁打を放ち、2者を迎え入れた。

川崎選手の勝負強さで勝利をたぐり寄せた試合。
相手投手の気迫の前に、中々点数が入らないジリジリした展開だったが、チャンスに強い川崎選手に打順が回ったことが幸いした。
 
1年生からレギュラーとして活躍。試合経験も豊富な川崎選手が勝負強さを発揮してくれた。                 事務局 記 09年2月
【1980年 第62回大会 4回戦】 於 成田球場 7月21日
1 2 3 4 5 6 7 8 9
小見川 0 0 0 0 0 1 0 0 1 2
検見川 0 0 1 2 0 1 0 0 × 4  
小見川 1 2 3 4 5 6 7 8 9
4 7 1 9 2 3 5 1-7 6 代打 8
向後利 秋場 菅谷 木内 椎名 小林 浅野 向後芳 岡沢 小沢 山崎
検見川 1 2 3 4 5 6 7 8 9
8 6 2 7 1-9 5 3 9 1 4
中島 塩田 ・岩井 伊藤 鈴木 荒島 藤田 村山 小川 川崎
学年 2 2 3 3 3 3 3 3 2 3
出身中 新宿 千草台 高洲一 千草台 千草台 さつきガ丘 真砂二 真砂二 幕張 千草台
打数、安打、打点 2-1-1 3-1-0 4-3-1 3-2-0 4-0-0 1-0-0 2-0-0 2-1-0 2-0-0 4-3-2
小見川: 向後芳、菅谷 - 宇佐見
検見川: 鈴木、小川 - 岩井
2塁打 岩井2、川崎(検)
検見川が逃げ切り!!
相手は、シード校と、前年甲子園出場校を破り勝ち上がってきた小見川高。先取点をとったものの、毎回相手も塁上を賑わし、
いつ同点、逆転されるか、ハラハラしながら観戦していた記憶がある。鈴木投手を救助した小川投手が相手の攻撃を断ち、再び流れを
引き寄せ、勝利した試合だった。                                       事務局 記 09年2月
【1980年 第62回大会 5回戦】
1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉商 1 2 0 1 0 1 0 0 1 6
検見川 1 0 0 0 2 0 0 0 0 3
千葉商 1 2 3 4 5 6 7 8 9
8 7 9 5 1 3 3 1 4 2 6
長富 花沢 古沢 笹木 石井 景山 花輪 鎌滝 勝呂
検見川 1 2 3 4 5 6 7 8 9
8 4 2 7 1 5 6 3 9
中島 川崎 ・岩井 伊藤 鈴木 荒島 小川 塩田 沢浦 藤田 池田 村山 曽根
学年 2 3 3 3 3 3 2 2 3 3 3 3 3
出身中 新宿 千草台 高洲一 千草台 千草台 さつきガ丘 幕張 新宿 緑町 真砂二 稲毛 真砂二 幕張
打数、安打、打点 3-0-0 4-1-1 4-2-1 3-1-0 4-2-1 3-0-0 1-0-0 3-0-0 1-0-0 2-0-0 1-0-0 1-0-0 1-0-0
千葉商 : 森、景山-鎌滝
検見川 : 鈴木-岩井
3塁打 勝呂(千) 2塁打 岩井、川崎、鈴木(検)、古沢、笹木(千)
【朝日新聞より一部参照】
・千葉市臨海部の埋め立て地に昭和49年に開校。進学校でもある。野球部は50年大会から出場。52年にも5回戦進出。
習志野に敗れた経験がある。毎日午後4時から3時間程度の練習時間で、例年かなり充実したチームが育っている。
「勉強第一。野球も好きだという生徒たちがいる訳です。彼らが如何に協力して練習や試合をこなす力を養っていくか」。
真鍋監督はいつも選手たちに「勉強と野球は両立できる。気持ちの持ち方次第」と教えてきた。
「全力投球した。思い残すことはありません。千葉商打線?いつもより迫力が足らないんじゃないかな」(主戦鈴木英二郎投手)。
優勝候補の筆頭を相手に、堂々と投げ切った。鈴木投手は、千葉市立千草台中学時代、県中学大会で優勝投手になったことがある。
千葉商には当時からの野球仲間が多い。「あいつらに負けたくないって気持ちもあったけど」と鈴木君は少し唇をかんだ。
主将の岩井君が言った。「今度は受験勉強だなぁ。」涙はなかった。
【千葉日報より一部参照】
・検見川はまたしてもベスト16の壁を破ることが出来なかったが、その健闘は大いにほめられる。
真鍋監督は「私が見るようになってから今年のチームが最高だった。
投手と捕手、それに二塁手がしっかりしているからディフェンスの方は安心していられたので、打撃も良かった。」という。
真鍋監督は「この壁は練習量の差でないですか。よそは1日4,5時間やれるが。ウチはそこまで出来ないのが大きいです」と練習不足を嘆く。
そして「でも今日はいっちょ千葉商を食って鈴木監督がどんな顔をするか見たかったのですがね」と悔しそうだった。
一方、岩井主将は「鈴木は悪くなかったです。打ち負けた。チームの調子も良かったので、負ける気はしなったが、
打力で一枚上でした。森、景山も怖いピッチャーでは無かったのですが」とゲームを思い出しその悔しさがよみがえってきたのか、
目から汗とも涙ともつかないしずくがほほをつたわって流れた。
当時の千葉商の監督は、のちに検見川高の教頭になられた鈴木康夫先生【1995-1999】
部長は、のちに検見川高の監督のなられた石野武男先生【1982-1995】だった。                                                      
             記:事務局 08年12月