試合結果 メンバー
2015年9月22日(火)
第68回秋季千葉県高等学校野球大会
県大会2回戦 於 天台球場
試合開始 11時03分 試合終了12時47分 試合時間1時間44分
1 2 3 4 5 6 7
一宮商 0 0 0 0
0
0 0 0
検見川 0 2 0 0 0 3 7
バッテリー: 金田太一ー北原
金田太一:90球、被安打4、 被四球1、奪三振5

本塁打:石川2(2回、6回)
2塁打:加藤亘(6回)
打順 ポジション 背番号 学年 出身中 選手名 成績
1 8 8 2 磯辺 2-0-0
2 6
代走(7裏
6
17
2
1
打瀬
習志野6
鈴木海
布施
2-0-0
 0-0-0
3 9 1 2 辰巳台 加藤亘 4-2-1
4 5
9(6表)
5 2 山王 池口
2-0-0
5 3 3 2 真砂 北原 3-1-0
6 3 9 1 轟町 石川 4-3-6
7 7
5(6表)
7
14
2
1
誉田
辰巳台
石井優
相川
2-0-0
1-0-0
8 4 4 2 習志野7 小柳 3-2-0
9 1
10
2
若松
金田太一 1-1-0
観戦記

・41期、42期生の新チーム発足から2ヶ月余り。ベスト16を決めた今日の試合は、新チームのベストゲームだと思います。
・1回戦の安房拓心戦は、応援する気持ちを萎えさせるほど残念な試合でしたが、今日の試合は別チームの様でした。
・創立・創部50周年に向けて、検見川高野球部に新たな歴史を刻むきっかけとなる試合になって欲しい。そう思いました。

・1回表、先頭打者を三振に。2番打者の緩いショートゴロで2アウト。3番打者には1-1から真ん中のスライダーを綺麗にセンター前に運ばれます。
2球目に盗塁を決められ、二死2塁になりますが、4番打者をショートゴロに仕留め無得点。
・1回裏、先頭の濱君の四球、送りバンドで先制点のチャンスを迎えますが、3、4番の内野ゴロで無得点。
・2回表、三者凡退に抑え、迎えた2回裏、北原君のサード内野安打で無死一塁。この打球は普通は凡打。足で稼いだ内野安打。この一打は
大きかったと思います。
・一宮商の投手は、大型の右腕。トルネードで真上から投げ下ろす本格派。セットポジションになったら、球威も落ちるし、変化球も投げにくくなる。
そんな場面で、6番・石川君は2-2からの甘いストレートをレフトスタンド上段にホームラン!当たりは大きかったですね。打った瞬間入ったと
思いました。

・3回表、2アウトからこの日唯一の四球を先頭打者に与えますが、牽制アウト。次の1点を取ったチームが試合の主導権を握ると思ってましたので、
この牽制アウトは助かりました。

・3回裏は、2番からの攻撃も三者凡退に抑えられます。
・4回表は、先頭の2番打者にツーストライクと追い込んだ後の甘い外角ストレートを上手く合わされレフト前に。キャッチャーは大きく外す構えを見せま
したが、ボールは中に入ってきました。勿体ない一球ですね。この辺が課題かな。隙を見せないことだと思います。特に先頭打者には要注意。

・無死一塁で、先ほどいい当たりのセンター前ヒットを打っている3番打者を迎えますが、ここでも走者を牽制で刺します。このプレーも大きかった。
無死一塁からクリーンアップを迎えるのか、一死ランナーなしで迎えるのか。雲泥の差です。

・次の1点がポイントになると‥`、相手高のミスに助けられました。恐らく、ランナー出たら積極的に次の塁を狙う指示が出ていたのだと思います。
一方、検見川バッテリーは、セットポジションの「間」を工夫しておりました。テンポを一定にせず、投球間隔に幅を持たせておりました。間の取り方が
上手かった。

・3番打者をサードゴロに仕留め、2アウトになりますが、4番打者のレフト前ポテンヒットで二死一塁に。3度目の牽制アウトを狙いますが、ボールは
逸れて、ファールグランドを転々する間にランナーは3塁に。
・二死3塁で5番打者を迎えます。ノーストライクツーボールから低めの難しい球を打って内野ゴロに。ここでも相手の拙攻に助けられました。

・4回まで、金田君の投球数は52球。いいペースです。
・4回裏、検見川の攻撃も三者凡退に。

・5回表、先頭の6番打者がセンター前ヒットから、7番打者の送りバンドで一死2塁。ここで2塁牽制がセンターに逸れる間にランナーは3塁に。続く8番
打者の打球は浅いライトフライ。ボールは9-3-2と渡ってタッチアウト。ここもゼロに抑えます。

・5回裏、検見川も一死1,2塁のチャンスを活かせず。
・5回を終わって、2-0で検見川リードで後半を迎えます。

・6回表、2死から内野ゴロエラーでランナーを出しますが、3番打者をライトフライに抑え無得点。
・6回裏、先頭の加藤君の左中間2塁打、池口君の四球、送りバンドで一死2,3塁で6番石川君に。ノーツーからファール4球後、一球ボールをはさんで
、スリーボールツーストライクから変化球をファールで粘り、迎えた9球目の低めのストレートをレフトスタンドに。一挙3点を奪います。
・ファールで粘る石川君。相手バッテリーも根負けしたのでしょう。大きな一発でした。

・二死から、小柳君の2本目のヒットと金田君とのエンドランが決まって二死1,3塁のチャンスも濱君のライトフライで6回終了。5-0で検見川リード。

・本日の試合後、尾形監督に聞いてみました。一死2,3塁で石川君の打席で「スクイズを考えなかったのか?」と。3点目を奪えればこの試合勝てる
と私は思いましたので。答えは、「ノー」。スクイズのお考えは無かったとのこと。選手の性格や表情、練習を観てのご判断なのだと思います。

・7回表を三者凡退の抑え、迎えた7回裏、先頭の鈴木君が四球を選び、代走布施君に。2球目に盗塁を決めます。加藤君のセンター前ヒットで1点追加し、6-0に。あと1点でコールド成立します。続く、池口君が四球を選び、無死1,2塁。北原君のセカンドゴロ併殺打で二死3塁に。結果は併殺でしたが、逆方向に打つつなぐ姿勢が、続く石川君の初球センター前ヒットに繋がったのだと思います。快音残して、ゲームセット。

・今日の勝因は、金田君の投球。バッテリー中心にゲームを作りました。
・石川君の打撃。チャンスに強い。
・金田君は、相手バッターの特長を観て、内・外野にポジション取りの声を掛けておりましたし集中していました。

・過去、小柄だが、頭脳派でいい投手は沢山いました。6期生のベスト8ピッチャーの小川さん、最近では37期生の小崎さん。
・金田君には先輩達を超えて欲しいですね。

・次戦は、一次予選に勝利した千葉経済附属高戦です。私学強豪としては、同じ公立高校相手に連続で負けることは許されないでしょう。
・本気でぶつかってくる。初回から勢いで威圧してくる!
・強い学校の常套手段!威圧して、びびらせる。先取点取って、焦らせる。力をそぐ。本来の力を発揮させない。
・恐れることは無い。近年の検見川は、大阪、山梨、群馬遠征で強豪校と戦っている。その経験は大きいと思います。名前負けしないのだから!

・チャレンジャーとしての気持ちを忘れないこと。決して受けるのでは無く、攻めることです。
・結果はどうでもいい。後からついてくるもの。その一球に魂込める。集中する。自分を信じる。仲間を信じる!

・新たな歴史を創ってほしい。そう思います。次戦勝利すれば、38期生以来、5度目のベスト8。力一杯応援します。

・追伸 今日は40期生はじめ、検見川野球部関係者が多く観戦に来られました。また、後輩達の応援、宜しくお願いします。

事務局記 2015年9月22日

 


先発メンバー

試合開始前

バッテリー

応援席

石川君、一本目のホームラン

ベンチに戻る石川君

5回表、9-3-2と連携し、ホームタッチアウト

6回裏、加藤君の左中間2塁打

6回裏、送りバンド成功

石川君、2本目のホームラン

石川君、2本目のホームラン

6回裏、小柳君センター前ヒット

7回裏、代走布施君盗塁成功

7回裏 加藤君タイムリー

3塁からホームに向かう2塁ランナー 6点目

7回裏、石川君のセンター前タイムリー ゲームセット
試合終了
校歌斉唱

ゲームセット

応援席に向かって挨拶

選手に拍手を送る父母会

校歌を聴く監督・部長・マネ、部員達