試合結果 メンバー
2015年9月26日(土)
第68回秋季千葉県高等学校野球大会
県大会3回戦 於 ゼットエーボールパーク
試合開始 8時51分 試合終了11時31分 試合時間2時間40分
1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉経済附属 1 0 0 0
3
0 0 0 0 4
検見川 0 0 0 0 0 0 0 1 2 3
バッテリー: 金田太一、阿部ー北原
金田太一(1-5回):81球、被安打8、 与四死球3、奪三振2
阿部:57球(6-9回):57球、被安打2、与四死球0、奪三振2

3塁打:北原(9回)

喫した三振は10、内見逃し4
打順 ポジション 背番号 学年 出身中 選手名 成績
1 8 8 2 磯辺 3-1-0
2 6 6 2
打瀬
鈴木海 5-1-0
3 9 1 2 辰巳台 加藤亘 4-1-0
4 5
5 2 山王 池口
3-1-0
5 3 3 2 真砂 北原 4-1-0
6 3 9 1 轟町 石川 4-0-0
7 7
7 2
誉田 石井優 4-3-1
8 4
代-4
(8回)
4
14
2
1
習志野7
辰巳台
小柳
相川
2-0-0
1-0-0
9 1
代(5回)
1(6回)
10
17
11
2
1
1
若松
習志野6
見明川
金田太一
布施
阿部
1-0-0
1-0-0
2-1-1
観戦記

・悔しいです。今日の試合は、勝利で終わって欲しかったと。
・一次予選で敗れた千葉経済が本気で向かってくる。コールド負けもある。勝つとすると接戦と考えておりました。接戦に持ち込みましたが、勝利まであと少し。

・9回裏、2点を返した後の2アウト満塁。1打サヨナラ!相手チームにも動揺が見えましたし、浮き足だっておりました。
・最後は相手投手の「気迫、絶対に負けない」という気持ちの差で負けたのだと思います。

・相手投手は130〜135kmのストレートを中心にチェンジアップ、スライダーともよく、中盤までは連打は難しかった、しかし、球速が落ちてきた終盤に捕らえるチャンスが参りました。

・0対4で迎えた8回裏、7番石井君、三遊間内野安打で無死1塁。相川君が1球目を送りバンド。いい流れを作ります。続く阿部君の打球は1塁ゴロ、人工芝と土の境目の影響からかボールはイレギュラーしライト線に転々とします。

・エンドランで走っておりました石井君がホームイン。1点返します。続く濱君の左中間安打で一死1,3塁に。センターがポジションを左中間に取っていたこともあり
シングルヒット。本来なら2塁打コースでした。今日の千葉経済は外野守備位置を打者によって大きくシフトしてましたし、深かった。かなり検見川の長打力を警戒しておりました。

・1塁ランナー濱君は2球目に盗塁を決めて、一死2,3塁のチャンスも2つの三振で1点止まり。あと一押ししたかった。

・9回表、千葉経済の攻撃は3番からでしたが、外野フライ2つと内野ゴロで三者凡退に。8回裏の勢いをそのまま9回裏に持ち込みます。
・先頭の池口君がストレートの四球で無死1塁。続く北原君の右中間3塁打で先ず1点。千葉経済ベンチもタイムを取り、慌ただしく伝令をおくります。
・一死後、石井君。初球のストレートをピッチャー返しのセンター前ヒットで1点追加。3対4で一死1塁に。ランナーが返れば同点になります。
・続く相川君のセカンドゴロで、セカンドホースアウトで二死一塁に。

・続く阿部君、初球を打ってセカンドゴロに。なんとセカンドがボールを弾き二死1,2塁。バットの先端に当たったボールは不規則な回転がかかっておりました。

・バッターは一番に回ります。スリーボールから2つのストライクの後、内角のストレートが外れて四球に。
・二死満塁で一打逆転のチャンスを迎えますが、反撃はここまででした。

・今日の先発は2回戦と同じ金田君。コントロールに細心の注意を払いながら注意深く丁寧に投げいたと思います。
・今日は5回迄でしたが、更にスタミナがついてくれば、来春、来夏が楽しみです。

◆千葉経済の攻撃
・1回表、無死満塁のピンチでしたが、4番の内野ゴロで1点を失いますが、ここを1点で凌ぎゲームを作ります。
・2、3、4回ともランナーを2塁まで進められますが、後続をしぶとく抑えました。

・5回表、1番からの攻撃はファールで粘られた後、上手く合わされレフト前ヒットに。2番がおくり、3番のセンター前ヒットで
一死1,3塁。4番は最も警戒するいいバッターです。
・一次予選でも彼一人に打たれた感がありますが、案の定、甘く入ったスライダーを三遊間に運ばれ1点を失います。

・一死1,2塁から5番は送りバンド。投手と3塁の中間当たりで取った金田君。ファーストへの投球がセカンドよりに少しだけ逸れて満塁に。セカンドのベースカバー
のタイミングと投球が少しだけ合わなかった。

・続く6番はショートゴロ。セカンドがベースに入るのが若干遅れ、6-4-3を狙わずに、本塁封殺のみ。二死満塁となります。

・1点で凌げるかどうかがポイントでしたが、7番打者にセンター前に運ばれ、2点追加されました。中継が逸れる間、ファーストランナーは3塁を狙いましたが、
タッチアウト。

・6回からはサウスポー阿部君に。先頭の8番に投手前セフティーバンド、9番のバンドがFCになり、無死1,2塁で1番を迎えますが、内野ゴロ、三振、レフト
ファールフライに抑えました。
・7回表、2アウトから内野エラーとヒットで二死1,2塁のピンチも8番を三振に仕留めます。8、9回は三者凡退に抑えます。
・守りから。8.9回の反撃の流れを作りました。
・阿部君は度胸がいい。緩い球を上手く使いバッターのタイミングを外すのが上手かった。

◆まとめ
・検見川高はこの10年、強豪校に勝ちきれなかい試合を多く経験してきました。
・その悔しさを糧に年々一歩一歩成長してきました。その毎年上積みされた経験値と敗戦から学んだ教訓を現チームが受け継ぎ、上乗せされていると私は思い
ます。
・1学年30人の部員から選ばれた選手です。簡単に1,2回戦で負けるチームではありません。しかし、選ばれた選手である以上、プレーで応える責任がある。
その責任とは、失敗してもいい。力を出しきるプレーをすること。集中すること。控えの選手に対しても、納得するプレーを見せることではないかと私は思います。

・あきらめないという気持ち。エラーしても、三振しても次に取り返すという気持ち。たとえ難しくい打球でも捕球してやるという気持ち。
・個々のミスをカバーしようとチームを思う気持ち。スタンドから一生懸命声援をおくってくれる仲間への想い。自分を信じる気持ち。そして絶対に勝つという強い気持ち。
・気持ちあるプレーはチームを鼓舞し、一体感を生むのだと‥。

・今回のチームはゼロベースにリセットして、もう1ランク上のチームを目指して欲しいと思います。
・下を向かない。次に活かす。前を向く。高校野球ができるのは僅か2年と4ヶ月。悩んでいる暇があれば、バットを振る。

・今日の敗戦を次の糧にして欲しい。次の勝利を信じて、これからも応援していきます

◆追伸
・スタンドから声援を送るマネージャーの声が、ひときわグランド一杯に響いておりました。こんなチーム見たことありません。

事務局記 2015年9月26日


横断幕

応援席
先発メンバー
試合前の挨拶
千葉経済応援団 千葉経済先発メンバー 一次予選の時と変わってます
試合前の検見川ナイン
試合を待つ選手達

選手集合

先発は金田君

ベンチから伝令を伝える13番望月君

1回表、セカンド内野安打鈴木君

1回表、ショート内野安打 池口君

試合中、円陣組む選手達

6回から阿部君に

6回裏、3番バッター加藤君、ツーストライクから内角ストーレート
クリーンナップは研究されてました

8回阿部君 先ず1点


8回濱君の左中間ヒットの間にランナーは3塁に

9回裏、北原君の打球は右中間に
8回裏、池口君が生還で2点目

9回裏、石井君のセンター前タイムリー、打球の速さに投手もバランス崩す

9回裏、ゲームセット、あと少し

キャプテン 濱君の試合後の挨拶
ここ数年、検見川高野球部は終盤に逆転されるケースが多かった。

・昨年から打ち勝つ野球を目指し、そのチームカラーからが受け継がれるいる。
・1回戦、3回戦とも終盤に粘りをみせてくれました。

・秋の県大会で3試合戦えた経験と今日の3点は、チームを成長させてくれると
思います。


事務局記 2015年9月26日