コメント・写真 | コメント・写真 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
第69回 秋季千葉県校長学校野球大会 2016年9月19日(月)於 袖ケ浦市営球場 2回戦 試合開始 11時08分 試合終了 14時08分 試合時間 3時間00分
被安打5、被四死球1、奪三振10 阿部(8-11回)41球、被安打3、被四死球1、奪三振0、 3塁打:石川、2塁打 湯浅、相川
試合終了から4時間余り経ちまして、この観戦記を書き初めています。 痺れました。接戦で勝てなかったり、延長戦で勝ちきれなかった事も 沢山ありましたので、今日の勝利は、過去の検見川から決別してくれる。 そんな分岐点の試合になってくれる勝利だったと思います。 どんよりした曇り空の中、試合開始。時より小雨がぱらつく中の 試合でした。特に2回以降、5,6回頃まで、投手は投げにくかったと思います。 そんな厳しい中、先発の広瀬君は自責点1に抑える好投。低めへの ストレートは威力がありました。観戦するたびに良くなっている感じがします。 この日の先発は、昨日から5名が異なっている。選手層が厚いのか。又は、まだまだレギュラーが決まっていないのか。きっと、多くの選手達に試合を通して経験して欲しい。感じて欲しい。逞しくなって欲しいと願っている。と私は想像しています。その思いを感じて、選手達は進化して欲しい。 さて、試合を振り返ります。 1表、三者凡退に抑えます。広瀬君、上々の立ち上がり。 1裏、先頭の湯浅君の左中間2塁打、送りバンドで一死3塁のチャンスも石川君は 浅いセンターフライで2アウト。先取点が是が非でも欲しい検見川! ここで、この日、4番川崎君がしぶとくセンター前ヒットで先制します。 2表、先頭の4番打者のライト前ヒット、WPで無死2塁。送りバンドで 一死3塁から、内野ゴロエラーで同点に。前進守備のセカンド正面の強い難しいゴロでした。 ドンマイ、まだまだ試合は続きます。 2裏、三者凡退。 3表、一番打者にライトオーバーの3塁打を打たれますが、2番打者 を三振の仕留めます。3番打者も落差の大きなスライダーで三振に仕留めますが、振り逃げとなって1,3塁に。 ランナーが3塁にるいたためか、キャッチャーの狩野君は、先ずサードランナーを凝視してから一塁に送球する。丁寧なプレーが一瞬の遅れとなり、ピンチが続きます。4番打者を三振に仕留めますが、続く5番打者の5球目の低めのボールがWPとなり、勝ち越されます。先頭の3塁打以降、三者三振に抑えたのですが、惜しい1点でした。 3裏、一死から湯浅君が四球を選びます。2塁への盗塁が相手捕手の暴投を誘い、一死3塁に。小柳君は5球ファールで粘った後、内角スライダーを見逃し三振に抑えられます。。 それでも今日の1、2番はファールでよく粘ったと思います。この日の延長戦での勝利は、相手投手の投球数を増やした、疲れを導きだした1,2番の粘りもあったと思います。 ここで3番石川君が右中間3塁打で同点にします。ここまで2失点は自責点ゼロ。エラーがらみでの失点でしたので、早い回に同点に持ち込んだことも大きかった。 4表、三者凡退に。 4裏、相川君のレフトオーバー2塁打で無死2塁も後続が続かず、無得点。 試合後、酒井監督に「何故送りバンドしなかったのですか?」と聞きました。 相手投手のフィールディングがいいこと。3塁で刺されるリスクもあり、一死1塁の 場面をつくりたくなかったと……。 応援席では判らない。ベンチワークがそこにあるのですね。 5表、一死から一番打者にこの日2本目のヒットを許しますが、後続を抑えます。 5裏、三者凡退。5回前半戦を終わって、2対2の同点。 |
相手投手真島君は、上背もあり上手から投げ下ろすストレートに威力がありました。 検見川もファールで粘りながらチャンスをうかがいますが、連打が出ない。5回まで、相手投手は84球投げてましたので、後半勝負は検見川有利かと!思ってました。 八千代東のエース真島君。昨日の木更津戦でも、100球以上投げていることもあり、後半はかなりばてるのでばと思っていましたが……。甘くは無かった。 6表、先頭の4番打者に3塁線を痛烈に抜かれて無死2塁に。送りバンドで一死3塁から、6番打者のセカンド前のセフティースクイズが決まり、2対3。再び、勝ち越しを許します。 6裏、先頭の石川君がセンター前ヒット、川崎君の送りバンド、 相川の死球で一死1,2塁のチャンスも後続が続かず、無得点。 7表、三者凡退に。 7裏、三者三振に抑えられます。相手投手のストレートに力がみなぎっておりました。疲れは全く見られない。 8表、広瀬君が3番打者にこの日初めての四球を許したところで、投手は阿部君に交代。 昨日の佐倉戦の連投となります。 4番の送りバンドで一死2塁。5番の一二塁間のライト前ヒットで一死1,3塁。 続く6番は初球のストレートを打ってキャッチャーファールフライ。 この1球が大きかった。8回表、スクイズで1点加点されていたら、この試合は危なかったと思います。簡単に打ってくれて助かりました。 続く7番打者の時にディレイドスチールを試みますが、2-4-5-2 と渡ってタッチアウト。ピンチを防ぎました。ここが今日の試合のポイントだったと思います。1点取られていたら、勝てなかったと……。守り切った検見川に流れが来ました。 新チームは、小粒。だけど、ディフェンス力がそこそこある。バッテリー中心に冷静にそして、丁寧に試合を運ぶことができる。そして足のある選手も多い。そこが特長かと思います。 8回裏、一死から石川君のこの日3本目のヒットで出塁します。 検見川は勝負に出ます。3番打者に代走を送ります。 代走は、新キャプテン阿形君。4番川崎君の四球の後、バッターは相川君。 ツーストライクまでじっくりと見極め、ツーツーからの5球目をセンター前に快音 残して、阿形君がホームイン。 この日の八千代東の外野陣は、深く守っておりました。この守備体系にも救われました。8回裏漸く追いつきました。 一死、1.2塁とチャンスは続きますが、後続経たれて同点止まり。 9表、先頭の7番打者のセンター前ヒット、一死から送りバンドで、 二死2塁。この日当たっている1番打者を敬遠気味に歩かせ、 2番打者と勝負を臨みます。ここで代打を送りますが、ファーストライナーに仕留め、ピンチを凌ぎます。ハラハラドキドキ!今日こそ勝ちきって欲しい。頑張れ! 阿部君!! 9裏、一死から山本君のライト前テキサスヒットを送りバンドで二死2塁のチャンスに代打嵯峨君を送りますが、空振り三振に。 この日9個目の三振を奪われます。9回終わって相手投手は158球。八千代東のエース真島君は根性がある。真っ向から向かってくる。彼の気迫に勝ち越せません。 10表、一死から4番にヒットを許しますが、5番打者の強烈なショートゴロがダブルプレーに。凌いだ検見川!逸した八千代東。 10裏、先頭の阿形君のヒット、4番川崎君のバンドで一死2塁も後続が三振に 倒れます。10回終了時点で12個の三振を奪われます。投球数はなんと170球。 八千代東のエースの力投に中々勝ち越せません。 11表、三者凡退で抑えます。 11裏、一死から、河野君のセカンド前のプッシュバンドが内野安打に。 39期生の谷君もセカンドプッシュバンドは上手かったが、河野君もしかり。 痺れる場面でよく決めてくれた。 山本君の送りバンドで二死2塁から、湯浅君の打球はサード後方の小飛球。 この日の風は、レフトからライトに吹いておりました。 セカンドランナーをケアしていた遊撃手。サーボベースをケアしていた三塁手が、打球を必死に追いかけますが、、ファールグランドから風で戻された打球は、インラインにポトリ。サヨナラ勝ちとなりました。 今日の勝利で2年連続ベスト16。次戦は、地区予選で敗れた千葉商です。 キレキレのスライダーを投げる好投手とか!何とか食らいついて、粘って、粘って、粘って、1点差で勝利して欲しいと思います。 今日の試合も、検見川マネージャーの大きな声援が、際立っていました。 彼女たちのグランドに響き渡る声援は、素晴らしい。こんな大きな声で応援してくれる仲間がいる検見川野球部。いいっすね。 まだまだ、行きましょう! 応援しています。 事務局記 2016年9月19日 おまけ ・試合後、駐車場に向かう中途で八千代東のベンチ裏を通りました。指導者を囲むように八千代東野球部がおりました。指導者は、拳を突き上げ、勝利はここにあった。でも勝ち切れ無かったと。うなだれる野球部。涙を流す部員もおりました。 ・勝負は一瞬で決まる。厳しい現実の中で戦っているのだと…。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
試合前の内野ノックを待つ選手達 |
一塁側応援席 |