試合結果 写真
2017/4/29
春季千葉県高等学校野球大会
3回戦 於 ゼットエーボールパーク
試合開始 11時44分 試合終了 13時57分
試合時間 2時間13分
1 2 3 4 5 6 7 8 9
四街道 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
検見川 0 0 0 0 0 1 0 2 × 3
バッテリー:広瀬(81球)、奪三振3、被安打5、被四死球3、
板垣(53球)、奪三振2、被安打2、被四死球1
生沼(4球)奪三振0、被安打0、被四死球0
ー河野、狩野
三塁打 川崎 二塁打 湯浅、石川

試合前のノック

先発は広瀬君 背番号10


先発キャッチャーは河野君

8回裏2点

試合終了
打順 守備 背番号 氏名 学年 出身中学 成績
1 5 5 川崎 3 椿森 4-1-0
2 2
2
2
12
河野
狩野
3
3
習志野6
轟町
4-1-0
0-0-0
3 8-7-8 7 湯浅 3 稲浜 3-1-0
4 3


7
13
3
20
14
嵯峨
石川
早田
小柳
3
3
2
3
堀江
轟町
みつわ台
船橋
3-0-0
1-1-0
0-0-0
0-0-0
5 4 4 相川 3 辰巳台 3-1-1
6 7
8-3
19
8
久田
大野
2
3
加曽利
ちはら台南
3-0-0
1-1-1
7 9 9 阿形 3 誉田 3-1-1
8 6
6
16
6
蒲生
山本
3
3
土気
辰巳台
3-1-0
1-0-0
9 1
1
1
10
18
11
広瀬
板垣
生沼
3
3
3
四街道
堀江
轟町
2-0-0
1-0-0
0-0-0


参照 千葉日報: 2017年4月30日 

 盤石の完封リレーを見せた。

 検見川は3人の投手で四街道打線を7安打無失点に抑え、初の春8強入り。6回0/3をゼロに抑えた先発広瀬励は「結果的に抑えられて良かった」と充実感をにじませた。
 
 今大会初の先発マウンドに上がった右腕は「コーナーに投げきれれば打たれない自信はあった」。5安打3四球と走者を出したが、丁寧にゾーンの隅を突き、粘りの投球でホームにかえさなかった。

 7回無死1塁から広瀬のあとを受けた2番手の板垣陽士も点を与えない。アンダースローからスライダーを決め球に2安打と的を絞らせず、最後は9回2死から生沼和樹が締めた。
 
 「どの投手にも信頼を置いている。継投のチーム」と酒井光雄監督。23日の2回戦では、背番号1の阿部航樹が無失点で投げきり、今試合は別の3投手で完封。豊富な投手力を見せつけ、次戦の準々決勝・千葉明徳戦へ臨む。板垣は「Aシードを取ることが目標」。ベスト8で終わるつもりはない。
観戦記 :
 
 痺れました。そして、感動しました。

 5回終了時点で0対0。
前半は押されていました。5回迄に得点圏に送られること4度。
流れは四街道高にありました。それでも何とかピンチを凌ぎ後半戦に。

 6回裏、一死から3番湯浅君のレフトフェンスにショートバンドで当たる2塁打を
5番相川君のライト前に。ライトは頭からダイビングキャッチを試みましたが、打球はショートバウンド。先制します。 相川君は相変わらず勝負強い。

 大人しい選手が多い検見川野球部ですが、相川君は、ファイトがありガッツがある。

 7回表、先頭打者にヒットを許すと、ここで先発広瀬君から板垣君に交代します。まだ81球でしたので、疲れは無かったか思いますが、後続を板垣君に託します。
 送りバンド、四球、内野安打で一死満塁に。ここで3番バッターを迎えます。ハラハラドキドキ。頑張れ板垣君!

 リリーフした板垣君、落ち着いていました。慌てず、じっくりとミットめがけて投げ込みます。
3番バッターに4球ファールで粘られましたが、セカンドフライに仕留めます。前進守備のセカンド後方のショーフライ
をポケットキャッチでボールを抑えます。

 二死満塁で4番バッターを迎えますが、ここでもセカンドベース後方のフライアウトで
絶体絶命のピンチを抑えました。
 よく凌いだ。ピンチでも慌てない。ここが42期の強みのひとつかと思います。

 7回裏、無死1,2塁のチャンスも追加点が奪えません。
8回表、3者凡退に退け、迎えた8回裏の攻撃は、一死から石川君のライト戦2塁打で出塁すると、石川君に代走を送ります。代走は2年生早田君、背番号20。

 迎えるバッターは相川君。バッテリーは敬遠を選択します。
迎えたバッターは途中出場の大野君。初球をフルスイングし、ボールはバックネットへのファールチップ。振りは鋭い。迎えた3球目、1,2塁走者が走ります。打った打球はセンターとライトの間に落ちるタイムリーヒットで1点追加。
 一死1,3塁から阿形君の初球スクイズが決まりこの回2点奪います。
 
 9回表、先頭打者のヒット、内野エラーで無死1,2塁のピンチ。バッターは1番に回ります。
3-2からの6球目は内角のストレート。バッターは見送り、主審の右手が挙がります。三振に仕留めます。

 この1球が大きかった。もし、ボールだったら、無死満塁で2番バッターを迎えること
になりますので、勝負を分けた1球だったかと思います。2番バッターをレフトフライに仕留めます。あと一人でベスト8。
 ここで、投手交代。生沼君にスイッチします。1-2からの4球目はファーストゴロでゲームセット。

 この日は風も強くセンターからのアゲンスト。フライは大きく戻される難しいコンディション。
それでも3人の投手中心にゼロに抑えました。

  検見川野球部創立以来、初めての春季大会ベスト8。そして、秋、春連続のベスト8です。

 夏のBシート以上が決まりました。準々決勝は、明日10時~天台球場で、相手高は千葉明徳高。

 楽しみになってきました。

事務局記 2017年4月29日