第64回秋季千葉県大会
2回戦 於 青葉の森球場

2011年9月24日(土) 晴れ

試合開始 11時08分 
試合終了 13時29分 
試合時間 2時間21分
 

1 2 3 4 5 6 7 8 9
佐倉南 0 2 0 3 0 0 0 4 2 11
千葉明徳 1 0 0 0 0 0 0 2 3 6

佐倉南 投手:中村、坂井、船山

写真 コメント

試合前のノックをする古谷監督(26期)
観戦記:
・昨日は、西武台千葉に対して、9回サヨナラ勝ちをおさめた佐倉南高。今日も、第一地区の代表高・千葉明徳に勝利しました。

・今日の佐倉南打線は、1番〜4番打者までは、ノーヒットでしたが、5番〜9番打者が12本のヒットを浴びせ、圧勝しました。
・1回裏に先制された佐倉南は、2回表、相手エラーで同点に追いついた後、1アウト2塁。バッターは、8番の先発投手・中村君に対して、早くも代打を送ります。代打も期待に応え、ライト前ヒットで1,3塁に。9番打者の内野ゴロの間に3塁ランナーが返り、逆転しました。
・4回表佐倉南の攻撃は、ノーアウトからの四球後、2本の安打で、無死満塁。迎えるバッターは8番打者。結果は浅いライトフライでワンアウトに。迎えた9番打者は、スクイズの素振りも見せず、4球目の内角の甘いカーブを左中間に運び、2人を迎え入れます。その後、キャッチャーのパスボールで自身もホームを踏み、3点目。試合の主導権も握りました。千葉明徳も、小まめな投手交代を繰り返し、防戦しますが、この回につかまりました。

・継投策もお見事。早め早めの投手交代は、ゲームプラン通りだそうで、2番手の横手投げの投手に、千葉明徳打線はタイミングがあっておりませんでしたので、もう少し、引っ張れた気もしますが、采配に迷いがないと感じました。プラン通り、実行する。その結果、7回終了して、明徳打線を3安打に抑えました。

・初めて、古谷監督の采配を拝見しましたが、ベンチのは端に立ち、ほとんどサインを出しておりません。選手もランナーがいても、殆ど、監督のサインを見ません。 試合後、ご本人にその狙いを伺ったところ、

◆試合前にゲームプランを選手達に話していること。
◆複雑なサインを出すことで、選手は注視する余り、プレーに集中力が欠けてしまうこと。

・監督と選手間に「あ・うん」の呼吸がありました。
・監督ご自身の考えを試合前に説明し、選手達には、自信を持たせてプレーさせておりますので、迷いなく打席に立っているように感じました。

・佐倉南の試合は、面白い。余りバンドをしないし、積極的。選手たちも元気一杯。1つ一つのプレーに対して、仲間を鼓舞し、声援する「花巻東高スタイル」。ここまで来るには、それ相当の葛藤と紆余曲折があったそうですが、1次予選で秀明八千代高に勝ってから、チームが一皮むけたそうです。

・県大会では、強豪、西武台千葉、千葉明徳を撃破し、ベスト16。この調子で、勝ち続け、昨年の成田国際高を超えて欲しいと思います。

事務局記 2011年9月24日

選手集合!

試合中、考え事をする古谷監督

勝利の報告

校歌を聞く監督、部長達