激励文
OB会長 三枝優量

<野球部への激励の言葉>

昨年の感動から一年が過ぎいよいよ「心燃える熱い夏」がやってきました。強豪ひしめく千葉県大会ですが今の君たちであれば必ずや期待に応えてくれる事を信じます。

先ずは先手必勝でいきましょう。相手の良さを封じ自分たちの良さをどれだけ発揮出来るかにかかっています。自分のペースにいち早くもっていく事が勝利の鍵を握ります。夏の大会は普段とは違う空気があります。また球場によっても同様です。平常心で行けとは言いませんが、敢えて「試合に出られて楽しくて嬉しい、俺ってカッコイイ、目立つチャンスだぜ」と言う位の気持ちで試合に臨んで下さい。そうする事で気後れせず、緊張の中にも落ち着きが生まれてきます。

高校野球は一発勝負で負けたら最後です。然しこの経験は君たちのこれからの人生の一通過点に過ぎません。但しこの経験は幾つになろうとも君たちの心に深い思い出として刻み込まれます。その思い出がどの様なものになるかはプレー次第です。


決して余力を残さない事。同じミスでも「積極的なミス」である事。一試合に全力を出し切る意識を強く持って下さい思わず自分の未知の驚異的な力が発揮されるのがこの夏の大会です。
今年の君たちの試合を何度か観戦させて貰いました。一つ気になるのは性格が温厚なのか、それとも皆ジェントルなのか分りませんが表情の伝わり難さが観戦している我々の焦りを募らせてくれます。結構イラついているOBも若干いました。冷静さは優れた能力ですのでその点は活かしながら、「絶対負けられない怖い顔」もこの大会では見せて安心させて下さい。初戦下総戦の14日は通常勤務ですがサボって応援に行きます。

期待に応えるプレッシャーもあると思いますが人生で人にこれ程期待される事はそうあるものではありません。今年も昨年同様新聞紙面に検見川高校の名前が躍動する事を期待します。

最後に一、二年生の皆さん、一試合一試合で実力が付いてくる夏の大会のパワーをメンバー、控え選手問わず感じて下さい。そして三年生の皆さん、今日までの厳しい練習お疲れ様でした。最後の夏、悔いの残らないプレーと応援を尽くし一生の最高の思い出になる大会にして下さい。

また君たちがこの晴れ舞台に立てたのもご家族、和田監督、田上部長、父母会の皆様、多くの仲間、先輩、同級生、後輩、先生方、そして頼もしい我がOB会の温かい励ましがあった事を感謝の気持ちとして忘れずに。

君たちの健闘を祈る。

2009年7月 吉日                    

5期生  藤田雄一

後輩たちへ

いよいよ夏の大会ですね。7月10日の開会式そして7月14日の初戦に向け全員が燃えていることでしょう。新チームでのこの1年間を振り返り、そして3年生は高校野球生活の総括を前に様々な思いが頭を駆け巡っている事と想像します。

特に3年生選手19名とマネージャー2名の21名、3年間本当によくがんばったね。日々、様々なことが有った事でしょう。

怪我、迷い、挫折、涙、笑い、希望、感動、感謝・・・・・などなど、それぞれの目標は達成できたでしょうか?できた人、満足の行くまでには至らなかった人、今もなお達成に向け邁進中の人など、きっと21(人)通りの答えがあるかと思いますが、検見川高校野球部で3年間やり通したことは、21人共通の宝物です。

残念ながらベンチ入りできなかった3年生選手は、スタンドから胸を張って応援しよう!・・・グランドの20人は2人の分もプレーしてくれるはず。

控え選手はいつでも出場できるように緊張感をもって準備にあたろう!・・・きっとチャンスは巡って来るから。
レギュラー選手は全部員の代表として最高のプレーを精一杯実践しよう!・・・皆が付いているから。
1、2年生は、先輩のプレーをしっかり目に焼き付けよう!・・・来年この舞台に立つときのために。
和田監督・田上部長・伊藤コーチの日頃のご指導に精一杯応えよう!
ご両親・ご家族に野球を続けさせて頂いた事に感謝しプレーしよう!
400人超のOBも全国で応援しています!
最後に以下の言葉を贈ります。

自分を信じ、仲間を信じ、検見高野球を貫こう!
『検見高野球は全員野球!』・・・選手も家族もOBも一体だ!!

がんばれ後輩たち。

準備を怠らず、悔いの残らぬように全力でプレーしよう

2009年、この夏は、一度しか無いのですから。皆さんの健闘を祈ります

2009年7月1日   

2期生 代表

皆さん、いよいよ夏の大会が始まります。この大会が最後となる3年生は特に、全力を出せて悔いのない夏だったな、と思える大会にしていただきたいと思います。
皆さんは、部長先生、監督さんの下で充分練習を積んできました。まず、その自信を持ってください。あとは、試合までのコンデショニングに留意し、目前の一試合に集中するのみです。皆さんもご存じの通り、強いチームが勝ち、弱いチームが負けるとは限りません。おごりや油断、萎縮やマイナス思考を捨てて、持てる力の100%を発揮できたかどうかが勝負の分かれ目だと思います。どうぞ頑張ってください。
皆さんの健闘を心より期待しそして、一試合でも多く勝ち進まれますことを願っております。

8期生代表

後輩たちへのメッセ−ジ

大会の試合まで残り10日になりました。

これから、当日まで一番気をつけなければいけないことはなんでしょうか。

それは、怪我と病気です。

野球をしているとき、野球をしていないときでも、くれぐれも不注意な怪我をしないよう細心の注意を払ってください。
毎日蒸し暑い日が続き、寝苦しい夜が多いですが、寝不足過度の冷房により、体調を崩すことのないよう心がけてください。

試合当日を今年一番の体調で迎えることが、最高のプレ−と最高の応援ができる条件となります。

野球部員全員のベストコンデションによる最高のパフォ−マンスを期待しています。                   平成21年7月4日

9期生 代表

25年前に"最後の夏"を経験した者から一言

2
年半、ひたすら野球に打ち込んだ事は、今では全てが"良い思い出"です。
そして、25年たっても勝った喜びと負けた悔しさは変わりません。

躊躇した事による失敗は、チャレンジした事による失敗よりも生涯悔やむことになります。

どうか臆することなく
振りきって
走りきって
投げきって


"
最後の夏"1イニングでも長くプレイできるよう力を出し切って、一つでも多くの喜びを残してください。

10期生 代表

検見川高校野球部の活躍を祈ります。相手はすべて同じ高校生。甲子園へのチャンスは平等にあります。

相手を怖れず、また侮らず、自分達の力を信じて全力でプレーして下さい。

14期生 斎藤二郎

34期生の皆さんへ

ここ数年の検見川高校野球部の躍進を目の当たりにし、常日頃の鍛錬の成果だと思います。現在は選手権大会を向けて更なる厳しい練習をしていることでしょう。選手権大会で勝つことはたとえ1つでも簡単なことではないとは思いますが、監督さん、部長先生にご指導いただいたことを信じて、そして保護者の方々への感謝の気持ちを忘れず、チーム一丸となって戦って下さい。私たちOBOGは球場に足は運べずとも心から検見川高校野球部を応援しています。

OB会長代理が、上記7名のメッセージを読み上げている間、私は選手たちがどの様な反応を示すのか!見逃すまい!と彼らの表情・様子を注意深く見守っておりました。煙たい話として聞き流すのか。滅多に話しを聞く機会の無いOBの話しを聞こうとするのか。

私には、選手たちが懸命に耳を傾けている様に映りました。選手の引き締まった顔つきと真剣な眼差し…。
とても逞しく映りました。    

2009年7月8日 事務局記